この度の東北地方太平洋沖地震について、自分に何ができるかを考えました。
僕たちは今この札幌という地で「表現」をツールとして活動し、イベントを行なう。特に被災した現地東北地方から離れた地で、僕たちがやることは被災地の方々には直接関係ないのかもしれません。ともすればこの表現活動やイベント開催は、現地の方々から見ればお気楽だと反感さえ買ってしまうかもしれない。けれども僕たちは、自分たちの活動に誇りを持ち、それを頑張って生きています。決してお気楽なんかじゃない。そりゃあ、ままならない被災地の現状と比べると、浮かれているように見られてもし方がない。それでも僕たちは僕たちの手を止めてはならないと思うんです。誇りを持って僕たちのやるべき本分をまっとうする。それが僕たちの今やるべきことじゃないだろうか。
今、現地の惨状を見て、誰もが胸を痛めている。それは同じです。じゃあ、何ができるのか。
僕たちがやるべきことの中で、できることがあるはずだと考えました。
例えば歌は悲しい気持ちを包んでくれ、作品は心を躍らせてくれる。心に響く表現を目にし、耳にし、触れたとき、人は幸せな気持ちを抱く。僕たちが本気をかけてやっている表現活動は、それを生み出すものです。
このイベントは現地には直接届かないかもしれない。冷酷に聞こえるかもしれないけれど、チャリティーのために行なわれるものではないし、ここでの表現は目の前にいるお客さんに向かって行なわれるというのが現状です。僕たちの本分は、目の前にいるお客さんに満足してもらうことにある。…っていうと、言葉きついかな。。でも、チャリティーを、ボランティアを、それを望む人は、それを本分とするところでもう実行しているでしょう。募金だって納得のいくようにすることだってできるはずです。
僕たちは僕たちの本分を忘れてはならない。いい表現を届けること。その上で被災地の方々にできることを考えるのが、「アートイベント」としてやるべきことなのだと思うのです。
まずは目の前のお客さんに幸せを届ける。そしてそこで生まれたパワーを、たとえ微力であっても、困っている方々に届けたいと思う。あくまでも「表現者」という誇りの上に立って。
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ひだまりにできること。 |
リリーフブースの設置
売上のすべてを震災救援の義援金に充てるための販売ブースを設けます。参加者だけでなく、賛同頂けた多くの方々の作品を取り扱い致します。
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リリーフチケットの販売
通常チケットと同様な内容ながら、差額分を義援金に充てるための上乗せチケットをご希望される方へ販売致します。
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募金箱の設置
来場されるお客様、参加者関係なく、どなたでも募金できる募金箱を設置します。
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【relief】@(苦痛・困難などの)軽減・除去A安心・慰安B気晴らし・休息C救援・救助
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